ETF(上場投資信託)とは?
ETFとは、証券取引所に上場されている投資信託の一種です。特定の株価指数(日経平均株価など)や商品(金など)の動きに連動するように運用されるため、その指数や商品に投資しているような効果が得られます。
ETFの特徴
手軽に分散投資: 数多くの銘柄に一度に投資できるため、個別株に比べてリスクを分散できます。
低コスト: 投資信託の中では比較的管理費用が低く、長期投資に適しています。
リアルタイム取引: 株式のように、取引時間中であればいつでも売買できます。
種類が豊富: 日本株式、外国株式、債券、商品など、様々な種類のETFがあります。
ETFのメリット
初心者でも始めやすい: 投資の知識がなくても、特定の市場やテーマに投資できます。
手間いらず: 運用はプロに任せることができるので、自分で銘柄を選定する必要がありません。
税制優遇: NISA口座を利用すれば、一定の範囲内で非課税で運用できます。
ETFのデメリット
市場の変動リスク: 投資対象となる指数や商品の価格が下落すれば、ETFの価格も下落する可能性があります。
手数料: 購入時や売却時に手数料がかかります。
ETFの選び方
ETFを選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。
投資目的: 資産形成、年金代替、インカムゲインなど、目的によって選ぶETFは異なります。
投資期間: 短期的な取引なのか、長期的な投資なのかで、選ぶETFは変わってきます。
リスク許容度: リスクの許容度が高い人は、変動幅の大きいETFを選ぶことができますが、リスク許容度が低い人は、安定したETFを選ぶべきです。
コスト: 信託報酬は低い方が有利です。
まとめ
ETFは、手軽に分散投資を始めたい方におすすめの投資商品です。しかし、リスクもありますので、しっかりと理解した上で投資するようにしましょう。
投資信託協会のETFに関するページ:
https://www.toushin.or.jp/investmenttrust/etf/index.html